“国会”に平壌同行を要請した政府


Viewpoint サイトに韓国紙セゲイルボの記事がUPされていたのでご紹介します。

ご覧ください。

              

韓国紙セゲイルボ

三権分立規定の憲法に違反か

文在寅大統領が随行団と共に18日、平壌を訪問する。共に民主党の李海瓚、民主平和党の鄭東泳、正義党の李貞味代表が同行する。国会議長団と野党代表も一緒に平壌行きの飛行機に乗れば、見栄えが良かったかもしれない。

18日、平壌の百花園迎賓館に到着し、談笑しながら歩く韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(右)(EPA時事)

18日、平壌の百花園迎賓館に到着し、談笑しながら歩く韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(右)(EPA時事)

国益のために必要で正しいことなら、国会と野党は大統領の国政運営に拍手を送り支援をすべきだ。“重大な民族史的大義”のための大統領の要請を自尊心のためにボイコットするなら偏狭との誹(そし)りを免れない。

しかし、平壌同行の要請は三権分立を規定した憲法と民主主義の次元で深刻な疑問を残した。文大統領は南北首脳会談を国務遂行の一環として行うので、その結果に対して国会の批准を要請する。国会と与野党代表が大統領の平壌訪問に同行してしまえば、それ自体が、国会が南北合意などの国務執行を認めたと見なされる余地がある。

国会議長団と2人の野党代表はさまざまな理由で招請を断った。文大統領は“党利党略”と批判し、任鍾晳大統領府秘書室長も野党代表の対応を皮肉った。しかし、民族史的大義を前面に押し立てて、国会は大統領の国務遂行に同行しなければならないという思考は危険だ。独善と傲慢(ごうまん)に陥る。

韓半島非核化と南北和解を通した韓半島の平和と繁栄を望まない国民はいない。反対する国民がいても、彼らの考えを尊重すれば「一つの意見にだけ画一化される危険な結果」を避けることができる。

1941年12月7日、日本はハワイの真珠湾を奇襲攻撃した。ルーズベルト米大統領は翌日の上下両院合同演説で、対日宣戦布告に対する議会承認を求めた。上院は全会一致で宣戦布告案を可決した。下院ではしかし388対1で反対票が1票出た。反戦主義者として反対票を投じた共和党のジャネット・ランキン議員は自身に殺到した非難にこのように語った。「民主主義というのは全員一致があってはならない政治制度だ。国家や社会が一つの懸案について、一つの意見にだけに画一化されるのは危険な結果を生む」と。

大統領府は国会議長団・政党代表招請への批判論議に対して、「その過程でわれわれがもっと誠意を尽くすべきだったとの指摘もありうるし、逃した部分もあると考える」と語った。文大統領は「韓半島の完全な非核化と平和体制構築のために、もう一度大きく歩み出す決定的な契機にして、朝米対話の膠着(こうちゃく)も解かなければならない」として、超党派的な支持を強調した。ならば、より多くきめ細かい努力をしなければならない。逃したものが大きいから言うのだ。

(金起弘論説委員、9月18日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。

 

           

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coded by nessus
Posted by on 2018年9月21日. Filed under できごと, コラム, ニュース, 国際情勢. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response or trackback to this entry

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