英雄・安重根の受難


Viewpoint サイトに世界日報の記事がUPされていたのでご紹介します。

ご覧ください。

              

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

安重根(アンジュングン)義士(韓国の独立運動家。1909年に前韓国統監の伊藤博文枢密院議長を暗殺)の韓国語と英語の広報ビデオが昨日、オンライン公開された。2月14日は107年前に安義士が死刑を宣告された日だ。この5分間のビデオのタイトルは『世界平和を夢見た安重根』。中国の旅順監獄に収監され、1910年3月、死刑によって生涯を終えるまでの姿などが描かれている。ビデオを企画したソ・ギョンドク誠信女子大教授は「近頃の若者たちはバレンタインデーはよく知っていても安重根の死刑宣告日を知らないのでビデオを制作した」と語った。外国の聖人と比べ、わが国の英雄のことをよく知らないのが最近の世情だ。

昨年5月、人気の女性アイドルグループAOAのメンバーがテレビ番組に出演してひどい目にあった。リーダーのジミンは安義士の写真を見て「キン・トカン」だと言った。キン・トカンは独立運動家、金佐鎮将軍の息子、金斗漢の日本式表現だ。一緒に出演したソルヒョンも安義士が誰だか分からず、二人は歴史の認識不足を自責し公式謝罪した。

仁川市の富平警察署はテロ予防広報のため安義士の断指手形を使ったポスターを20部ほど自主制作し、最近、近隣地域に貼った。血書を書くため薬指を切断した安義士の手形と共に「STOP! テロ!」という文句が書かれている。これが明らかになると抗議が殺到し、同警察はポスターを全部回収。「担当職員が掌の絵をインターネットで探し、間違って使用したようだ」と釈明した。

安義士の従弟の安鳳根(アンボングン)先生も独立運動を行ったという。ドイツのベルリンで豆腐工場を営みながら独立運動資金を提供したというのだ。1936年ベルリン五輪のマラソンで金メダルと獲得した孫基禎先生は日本主催の祝賀パーティーの代わりに、他の朝鮮人選手たちと一緒に安先生の家で祝賀の宴を開いた。孫氏の回顧によると、当時、安先生はベルリンの放送局を訪ね、マラソンで優勝した選手は“ジャパン”でなく“ソウル・コリア”の孫選手だと言ったという。

偶然にもアン・ボングン元青瓦台(大統領官邸)秘書官が昨日開かれた憲法裁判所の朴槿恵大統領弾劾審判第13回弁論に出席しなかった。安義士の死刑宣告日なので、ネットユーザーたちはいっそう憤怒した。「名前は1字差なのに、安重根は国を救い、アン・ボングンは国を覆してしまうんだね」と。国も受難だが、国を救った英雄も受難の世の中だ。

(2月15日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。

 

                
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coded by nessus
Posted by on 2017年2月20日. Filed under コラム, 国際情勢, 社会. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response or trackback to this entry

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