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「国際合同結婚式」はどうやって結婚相手を決めているの?

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日刊SPA!のWebサイトに、以前ご紹介した祝福式の記事の続きとして、家庭連合祝福に関して直撃した内容がありましたのでご紹介します。

ご覧下さい。

             

旧統一教会の「国際合同結婚式」はどうやって結婚相手を決めているの? 教団を直撃。神のお導きは本当にあるのか?

今も続く家庭連合(旧統一教会)の国際合同結婚式。今年2月に韓国・ソウル郊外で行なわれた式典には日本から778名が参加したことは、先日の記事「旧統一教会が開催した『国際合同結婚式』に潜入。どんな人たちが参加しているのか?」でお伝えしたとおり。参加した日本人の新婚カップルのインタビュー記事を公開したところ、あまりよく知らない人物を結婚相手として受け入れるという結婚観に対して、「信じられない」「宗教怖い」「洗脳だ」などというコメントが多く見られた。一方、「興味深い」「昔は信じられなかったが今では有りかもしれないと感じる」「結婚できないのも宗教みたいなもの」などというコメントも少なからずあった。

旧統一教会の国際合同結婚式 マッチングシステムの謎を解明すべく本部を直撃 見方はどうあれ、共通する関心は、「一体どんな相手をどのように紹介されるのか?」というもの。

家庭連合では、独自の「紹介システム」を通じて、全国で年間500人程度が結婚相手を見つけているという。簡単に言うとそれは、結婚を希望する信者のマッチングサイトで、教会の世話役や信者の親がその中から候補者を見つけて紹介するのだそうだ。

と、ここまでは、一般的な結婚紹介のサービスと同じように感じるが、国際合同結婚式に参加したカップルの多くは、その相手との出会いに「神の導きを感じた」と言う。

神の導きとは一体何なのか。そんなものは本当にあるのか。

その謎めいたマッチングシステムの詳細を知るべく、現場責任者を直撃した。

◆登録前に細かく身体チェックされる

高田馬場駅から歩くこと約10分。西武新宿線の下落合駅にほど近い、細い道が入り組む住宅街の奥まったところに、家庭連合の新宿家庭教会はある。

旧統一教会の国際合同結婚式 マッチングシステムの謎を解明すべく本部を直撃

 

教会と言っても外観は宗教施設のイメージとは少し異なる、公民館か病院のような地味な雰囲気の建物だ。

そこで出迎えてくれたのは、この新宿家庭教会で家庭部長を務める宇田川理恵さん。家庭部長は、信者への結婚相手の紹介をはじめとして、各種儀式の教育、子供の誕生から葬儀まで家庭問題全般の相談に応じる役割を担うという。宇田川さんはこの道20年のベテランだ。

――宇田川さんご自身も長らく信仰を?

「22歳からですから、もう32年ですね。そういうと年がバレちゃいますね、ハッハッハー」

まず、聞き取りをもとにした、家庭連合の紹介システムによる結婚相手決定までのプロセスを整理しておこう。

結婚を希望する信者は、家庭部長に代表される教会の世話人と面談をする。宇田川さんはここで結婚が自分たちにとって重要な宗教行事であり、軽い気持ちではいけないことを話すという。そしてその人物の性格や長所、仕事内容などをよく知る。

結婚希望者は、申請書、戸籍謄本、健康診断書、最終学歴証明書、お見合い用の写真(顔、全身)、そして告白文を提出する。

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書類にはそれぞれ明確な役割がある。戸籍は離婚歴が分かるし、学歴などにもウソがないかを確かめる必要がある。病気があれば診断書を求め、エイズ検査も実施している徹底ぶりだ。話の内容が本当かどうかを書類でもきちんと確認するようにしている。

――提出書類にある告白文とは何ですか?

「誰にも言えない罪や負債などの情報を書いて封印したものです。誰にも見せないことを前提に書いてもらいます」

――宇田川さんも見ないのですか? その後、どうするのですか?

「見ません。これは自己と真面目に向き合うために必要なのです。終わった後にシュレッダーします」

シュレッダーなのか。

「あ、お祈りしてから、ですね」

お祈りしてから、シュレッダーなのか。

――それにしても、随分チェックが厳しいのですね。

「ほとんどの場合、他の教会に在籍している信者とのお見合いの形になりますので、所属の教会が身元保証をすることになりますし、結婚相手を選ぶうえでお互いの確かな情報を求めるものですからね。情報に漏れがないかなども細かくチェックします」

写真館できちんとした写真を撮ってくるのも基本だという。結婚相手として真面目に検討してもらえるような服装やメイクについて具体的な指導もある。不慣れな人にはどこの写真館に行けば良いかまでアドバイスする。

――写真は、やはり重要なんですか?

「あまりに実物と違うと問題ですが、それ以外は、お見合いにふさわしいこと、その準備がきちんとできていることを見せることが大切です。たとえば女性の場合、服とタイツの色がアンバランスで本部の登録チェックが通らないこともあります。また、以前、男性で羽織袴姿の写真を提出した人がいました。私はスーツのほうが良いですよと言い、本部もやはりスーツがいいと言ったのですが、本人がどうしても、いやこれでと主張してそのまま通しました。が、結果的にその方は決まりませんでした」

書類が全て揃い本部のチェックを通過すると、紹介システム(マッチングサイト)にプロフィールと写真が公開されて「相手待ち」状態になる。

これが合同結婚式への最初の一歩だという。

 

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◆「祈りながら探します」

――マッチングサイトはキーワード検索とかですか? それとも何かお告げが来たりする?「年齢や仕事、あるいはいつ頃から家庭出発(一緒に生活)したいかなど、本人の希望をもとに、祈りながら探します」

つまり、システム上は条件検索から始めるようだ。

――どうやって祈るのですか?

「心の中で、この男性(女性)にふさわしい人物、神様が準備した人に出会わせてください、と祈りながら探します」

話からは検索結果にイレギュラーな候補者が偶然紛れ込む要素は感じられない。

――ふさわしい人物かどうかはどうやって分かるのですか?

「最初に出てくるのは顔写真、年齢、所属教会の情報だけです。その中から、『この人どうかな?』と思ってクリックすると、細かな情報が見られるようになっています。その情報をもとに、相手の世話人となっている所属教会の家庭部長などに連絡をとり、先方の人物像や希望などを確認します。お互いの世話人同士が良い組み合わせだと感じたところで、こんな人がいるけど会ってみませんか? とそれぞれの教会で、本人に話がいきます」

どうやら世話人に大きく依存したシステムのようだ。

会うかどうかを決める前に「相手のプロフィールなどの資料を持って帰ってもらっている」と宇田川さんは言う。そしてこの人が結婚の相手となる人かどうかを知らせてほしいと、3日間本人にお祈りをしてもらうのだそうだ。

信仰を持っているからといって、相手が誰でもいいという人ばかりではない。生理的に受け入れられない場合もあり、無理せず会わなくてもいいものとしているという。

本人同士が会ってみようということになると、男女とそれぞれの世話人の4人で会う。本人たちが結婚の合意をするまではお互いの連絡先を伝えることもない。もう一度会いたいかどうかも世話人を通して伝えるという。結婚すると決めるまで、早い人でも3~4回はこの4人の面談の機会を持つらしい。

一連のプロセス全てにおいてこのように事細かく相談に乗りケアをするため、世話人は一度に5人までしか対応しないのが決まりだ。

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宇田川理恵さん

 

◆「神の導き」は本当にあるのか?

――ズバリ聞きますけど、「神の導き」って本当にあるのですか?

「あるんですよ。この前も、男性への紹介相手を探していて、ある女性の写真に目がとまりました。詳しい情報を見てみると、知り合いの家庭部長がいる教会だと分かりました。それで早速電話したところ、先方の家庭部長がいきなり『え~っ神体験~っ』って言うんです。何かと思ったら、その女性と今、面談をしたところだったと。なかなか良い人が出てこなくて、お祈りをしましょうってやったばかりなんです、とのことでした」

それを神の導きと言うのか。

「その男性、お祖父さんの信仰していた宗教(家庭連合とは別のもの)が、相手の女性のお祖父さんの宗教と同じだったことが分かったのです。それでお互いに何か大きな力によって導かれているのね、という話になりました」

――それはそのお祖父さんたち側の宗教の力、という話にはなりませんか?

「そこは信仰だと思いますが、多くの人が何らかのそうした経験があるはずなのです」

              

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