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韓鶴子総裁講演文― 世界サミット(World Summit 2014)開会式

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天宙平和連合(Universal Peace Federation、梁昌植世界議長)が10日午前9時、16カ国の全‧現職首脳と70カ国400人余りのオピニオンリーダーが参加する中「平和、安全保障、人間開発」というテーマで世界平和サミット(World Summit 2014)開会式をソウル市ミレニアム・ソウル・ヒルトンホテルのグランドボールルームで開催した。
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韓鶴子総裁の講演文が文善進本部長により代読されました。
以下全文掲載します。

創設者演説文    韓国家庭連合聖和記念公式特設サイトより

“この時代の私たちの課題:恒久的な平和世界を構築する "

韓鶴子総裁
天宙平和連合 共同創設者

天宙平和連合
2014世界平和サミット(World Summit 2014)
世界会議開幕総会
2014年8月10日 大韓民国ソウル

尊敬する世界各国の指導者、宗教指導者、平和大使、各国代表、そして内外貴賓の皆様!

天宙平和連合が主催し、世界平和統一家庭連合と世界平和女性連合、ワシントン•タイムズ財団、そして(韓国)世界日報が共同主催するこの重要な「2014世界サミット」に出席してくださった皆さんに感謝の言葉を申し上げます。

今日、私たちは2年前に霊界へ旅立った私の愛する夫である文鮮明総裁の遺産とその生涯を称えるためにこの場に集まりました。

文鮮明総裁の聖和2周年を迎えて、過去数十年間進めてきた摂理の活動と夫に敬意を表するだけでなく、神様の摂理完成に向けての道を開拓するために、私は世界の首脳会議など、さまざまなプログラムの開催を指示しました。すべての時代の希望であり、神様の希望であるこの目標を達成するため私たちが力を合わせることを願います。

1960年私たち夫婦はここから遠くない少しばかりの花で飾られた素朴な家で聖婚式を執り行い、命の尽きる日まで世界の平和と人類の繁栄のために昼も夜も働くことを天の父母様である神様の前に誓いました。私はその日をまるで昨日のことのように鮮やかに覚えています。私たち夫婦は、神聖な使命のための天の摂理によって結ばれました。結婚生活を始めた私たちは、大きな希望と同時に重大な責任感を感じました。

神様は人類の歴史上の出来事や結果を御一人では主管されません。むしろ御旨を理解して従う個人を探して育てようとされます。神様の摂理の過程はそれぞれの個人、特に中心人物が、自分の責任を果たすことが必要とされます。そのような呼びかけに応じた者は絶え間なくその道が険しく危険であり苦痛なほど大変だという事実を発見することになります。

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夫と私は私たちが直面した挑戦に対して幼く無知ではありませんでした。 一方で、それぞれが最も親密で強力な天の父母様の愛と導きと保護を直接体験しました。またその体験は私たちの絶対的な信仰、責任、決意を高めてくれました。 また、一方では論理的な説明を徹底的に無視する、何か濡れ衣を着せるとしか言いようのない特別な反対と妨害にあたったりもしました。 善と悪の勢力がいつも近くにありました。

韓国はそれ自体が戦場です。 植民統治の屈辱と戦争の恐怖をこの韓半島で直接経験し、まだ分断国家のままです。 故郷を捨てるよう強要され、独裁的な共産政権が38度線北側国境を掌握するとすぐその誰もが大切に守ってきた故郷で家族、友達、知人らと共に生きることができなくなりました。

私たちが活動を始めた頃の韓国は破壊的な戦争の影響から少しずつ抜け出していましたが、まだ数十万人の無実の命を奪って行った悲劇を嘆いていた時でした。 当時の韓国は多くの人々に「隠者王国」と呼ばれた、小さくて貧しい国でした。 その時の統一教本部教会はホテルの部屋一つ程の大きさに過ぎませんでした。 従う食口もごく少数であり、資源も貧弱でした。 それでも足らぬとばかり既存の政治および宗教の勢力から数多くの迫害と誹謗、偏見を受けました。

しかし神様の恩賜で、私たちの教会は成長に成長を続けました。現在、世界的にも尊敬を受けて、そのビジョンと原則、最上の慣行が世界中に知られている運動組織が戦争の灰と悲惨な貧困、不当な迫害の中から出てくることができたということを誰が想像したでしょうか?神様は強力で不思議な方法で役事されます。

多くの苦難の歳月の間、変わらず私たちの活動を導き支えてくれた本質的な理想は、神様は私たちの真の天の父母であり、私たちのすべては、一つの神の息子、娘であるという事実でした。つまり「神の下の人類一家族」なのです。私たちのすべての努力とその間に設立された多数の平和団体は、完全にそのようなビジョンを達成するために専念してきました。神様の恵みと多くの食口の血と汗と涙でそのビジョンは今、災難の岐路に立っているように見える世の中で希望の花のように咲き始めています。

たとえ今日の世界があたかも‘暗黒時代’のような時代に入って行くように見えても、私たちが神様の召命に応じるならば、実際には平和の新時代への道に立つようになります。今回の世界首脳会議はそれ自体、神様の召命に応じるものです。
気候変動と貧困の問題から、地政学的不安、テロ、宗教間の対立に至るまで、また、家庭崩壊や犯罪から倫理的、精神的な混乱に至るまで、この世界は多くの難題に直面しています。皆さんも南米と北米、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、中東、オセアニアなど、自分の国と地域で、このような多くの困難に直面している事と思います。これらの問題は、政府だけの力では解決できませんでした。なぜならその根本原因が本質的に政治的または、経済的問題にだけ限定されたものではないためです。むしろ、その根は、人間の胸深いところに埋まっている利己心と神様との関係断絶にあります。紳士淑女の皆さん、国家と世界のために私たちは心情と心を開いて天の父母様である神様の導きに従わなければなりません。

世界を変え平和を成し遂げるために何が必要なのか

尊敬する指導者の皆様、神様の御旨により私たち夫婦は人生の全盛期を世界的変化のための基盤として霊的・道徳的覚醒を成し遂げるために私たち自らと家族を捧げて半世紀を越える歳月を送りました。

霊的・道徳的原則はそれ自体のために存在するのではありません。 その目的はこの世の中に生きることの基礎を形成するためのものです。 すなわちこのような神聖な原則はただ宗教だけでなく政府、貿易通商、教育、学界、言論、文化、芸術、そして最も重要な家庭生活全般にわたるすべての社会領域に適用されます。

尊敬する指導者の皆様、私たち夫婦が立てた実体基盤は魔法のように、あるいは運良く成し遂げられたのではありません。 完全な献身と不断の努力、神様の摂理との一体化、そして一般大衆から文化、宗教、経済、政治権力の中心に至るまですべての領域に対する投入が要求されるのです。 次に述べるのは私たちがこのような原則を適用してきた分野です。

家庭:

神様は愛の学校として家庭をつくられました。 神様の創造原理により家庭は人間のすべての制度のうち最も基本的で必須の場所です。 家庭が無くては人類は一つの種として生存できません。 家庭が失敗すれば社会、国家、世界も失敗します。 神様を中心とする結婚と家庭の安寧を回復すれば世の中を回復させることができます。

私たち夫婦は祝福結婚を通じてこのような目標を成し遂げるために努力してきました。 皆さんもご存じのように全世界数百万組が祝福式に参加して神様を中心する理想家庭を作ることによって世界平和を成し遂げるという責任感を持って結婚の誓約をしました。 私たちは若い男女が国家、宗教、人種を超越した結婚を考慮するように奨励しました。そのような家庭を介して和解を促進させ、一つになった世界を作るために貢献することができます。

1996年ワシントンDCで、神の御心に基づいて統一教会の発展の結果として、世界平和統一家庭連合を創設しました。調和のとれた豊かな世界を作るための軸として健全で安定した、神様を中心とした一家庭を養成して強化することに専念する世界的運動の機関を作っています。創設大会には、米国のジョージHWブッシュ元大統領とジェラルド・フォード元大統領とエドワード・ヒース元英国首相が直接参加して席を輝かせてくれました。以来、家庭連合は194カ国で活発にそのビジョンを促進し、拡大してきました。

超宗教的協力:

世界70億の人口のうち3分の2以上が宗教を持っています。歴史上の偉大な文明は、彼らの宗教と霊的基盤に支えられました。宗教は常に私たちの存在のより深い、根幹となる実在を考察し、目と心情と心が天に向くようにし、天上からこの地上に送られた誰かの言葉に耳を傾けることを要求してきました。しかし神様の直接的な介入が行われる間に宗教と宗教家はたびたび本当の道から外れました。 そのようなものとして偏狭な分派主義、急進主義、偏見、そして勝利主義に現れる宗教の暗黒面を目撃しているのです。 このような逸脱は深刻な不和とさらにはそれぞれ異なる宗教間の紛争まで続きました。 このような現実は天の御旨を阻害して神様の心情を引き裂いています。 このためすべての宗教指導者と信徒が相互尊重と協力の中で和解できるようにする運動組織が大変重要なのです。半世紀を過ぎても私たちは直接立てた教会よりも普遍的で、超宗教的な対話により多くの資源を投入してきました。 それ程重要だからです。

Slides  MEPI Reconciliation

中東、特に聖地での私たちの努力は、中東和平イニシアティブ(Middle East Peace Initiative; MEPI)を介してUPFが主導しており、その始まりは、私の夫がそこを訪れた1965年にさかのぼります。当時、夫はゲッセマネの園の近くにある聖地でユダヤ教、キリスト教、イスラム教の間の調和のために熱心に祈りました。彼は神様とイエス、モーセ、ムハンマドに涙で訴えました。その日以後、宗教間、さらには各宗教内で分裂した多様な分派間の和合と協力を促進させるための重大な投資を一日も欠かさず行って参りました。

2000年に、私たち夫婦は、国連で超宗教委員会の設置を要求する講演をしました。この委員会は精神的、道徳的指導者たちの「上院」としての役割を果たし、UNの不足な部分を埋めるでしょう。超宗教委員会のメンバーは、分派的または党派的利益を超越し、単に一国や一宗教ではなく、全人類家族の利益を主張することになるでしょう。

翌年の2001年9月11日に世界貿易センターと米国防総省がテロ攻撃を受けたとき、私たちは攻撃があった4週間後にニューヨーク市で暴力拡散防止のための主要な超宗教•超国家会議を招集しました。その後、イスラム指導者との協議の下、平和のための「イスラム•サミット」を相次いで開催することを計画しました。そして数十年間、宗教間の不和が紛争の可能性を生じさせる複数の地域で同じような取り組みを実施してきました。

グッドガバナンスと国家間の協力:

宗教間の敵対関係と内部腐敗が恒久的な平和を阻害するのと同様に同じ問題が国家間の関係を蝕んでいます。 25年前冷戦が終息したとき、すぐに平和の新千年紀が到来するかもしれないと思いました。しかし、まだ多くの障害が残っていることが分かります。中東は今、紛争で燃えています。ウクライナの危機は、国際秩序の安定を害しています。東アジアは、軍国主義の鼓吹、島の領土をめぐる複雑な紛争、そして北朝鮮の核兵器プログラムをはじめ、継続的な脅威にさらされています。私たちは、UPF、WFWPや他の組織のプログラムを介して「ハードパワ(hard power)」、侵略、公開的な紛争の代わりに、「ソフトパワー(soft power)」の政治を提示し、これらの紛争の解決策を模索するために積極的に関与しました。例えば数年間、北東アジアの平和促進を目標にした一連のプログラムを進めてきました。 これはMEPIに相応する、北東アジア平和イニシアチブ(Northeast Asia Peace Initiative;NEAPI)と呼ぶ一連の活動で、韓国をはじめとする日本、アメリカ、そして最近ではロシア、ウラジオストックで継続的にこのようなプログラムを開催しました。 これからは中国、モンゴル、さらに北朝鮮でもこのようなプログラムを進めることを考慮しています。 対話を通じて相互尊重と信頼を積んで協力を遮る障壁を崩すことができます。

冷戦時代には、夫と私は、暴力的革命を提唱し、自由を制限し、無神論を信奉する共産主義の理念に直接立ち向かいました。共産主義反対運動は、宗教の自由と制限された政府、法治主義、そして市場開放の確信に基づいています。これらの理想は、1980年に創設されたCAUSAという団体を通じて現われました。また、1985年にはジュネーブで世界平和教授協議会の主催で主要な国際会議を開催し、差し迫ったソ連の崩壊とその後の世界に備える必要性について議論しました。

私たちは、決して対話の扉を閉じませんでした。ソ連と北朝鮮首脳との出会いのためにあらゆる努力を総動員しました。 1990年ミハイル - ライサ・ゴルバチョフ大統領夫妻の支持と参加でモスクワで首脳会談を行いました。ロシアの共産主義の民主主義への円滑な移行を促進させるためにできることはすべてしました。グッドガバナンスと青少年人格教育、市民社会の強化、そして宗教の自由を強調しました。

そして翌年の1991年、私たち夫婦は、北朝鮮に行って現在の首長である金正恩・現国防委員長の祖父である金日成主席に会いました。夫の暗殺未遂を含めて北朝鮮の政策に対する反感にもかかわらず、金日成主席を抱擁し、対話と経済協力、そしてスポーツ、芸術、観光、人道主義的救援のための民間交流のために国境を開放することを促進しました。南北の平和統一のために必要な信頼構築と緊張緩和のために北朝鮮に莫大な資源を投入しました。

過去数十年間アメリカ、特に米国にも多くの投資をしました。米国への愛は民族主義、あるいはその国の欠点の無知に起因するのではなく、むしろ世界の中で米国が持つ特別な地位と責任の理解から来ました。自由世界のリーダーとして、米国は自由と宗教の自由、人権、民主統治、法治主義の理想を代表しています。世界中の多くの国が米国の独立宣言と憲法を畏敬して模倣しました。アメリカは神の祝福を受けて神聖な使命を与えられました。
そのような祝福には重大な責任が伴います。真の愛と恒久平和の世界を構築するために他の国を助け、そのような祝福を分けなければならないという責任です。残念ながら、1960年代に入り、多くのアメリカ人がこのような真実を忘却し始めました。薬物乱用と乱れた性関係、個人主義と物質主義の拡散を見ることになりました。このように精神的な、道徳的崩壊が起こり始めたのです。

1971年アメリカに到着してから私たち夫婦は霊的・道徳的刷新に専念する大衆運動を通じて大覚醒を呼び起こすために努力しました。 夫はいつも神様が「医師や消防士の役割」を果たすために私たちを呼ばれたと言いました。 アメリカを治療して利己主義と腐敗の炎を消すために来たのでした。 アメリカは道に迷って、建国当時普及していた神様を中心とする精神を取り戻す必要がありました。 アイゼンハワー、ニクソン、レーガン、ブッシュ大統領と数百人の米議会議員、そしてすべての宗教、人種、文化的背景を持つ数百万人の一般アメリカ人にこのようなメッセージを伝えました。

2008年4月、私たちは、UPFの後援を受けて、アメリカの発展と平和のためのリーダーシップとグッドガバナンスの新しいパラダイムに向けて」というテーマで、ワシントンDCで「アメリカ大陸首脳会議」を開催しました。ジョージH.W.ブッシュ元米大統領とフリオ・マリア ・サンギネッティ前ウルグアイ大統領がこの重要な会談の成功に大きく寄与してくれました。私たち夫婦は二人の大統領に南北アメリカの和合のために働いて下さるよう奨励しました。

また、ブラジル、 ジャルジンに「世界平和理想家庭教育本部」を設立して、全世界で共同体理想を実現する担い手を呼び集めました。 また「新しい希望農場」を造成し、人が一緒に土地を耕し、交流生活をして世界各地から集まった人たちと一緒に学習しました。 このように環境との調和の中にモデル的理想共同体を作る運動を始めたのです。

パンタナール地域では、パラグアイ川流域のプエルトレダを中心に、自然との調和の中で生活して働く国際ボランティアたちと一緒に理想の村を造成することをしました。世界中の人のための資源開発というビジョンを持って、そこに農場を設立しました。また、魚の養殖プロジェクトにも着手しました。今後は公海で漁獲できる魚だけでは供給が不十分になるので魚の養殖は非常に必要です。昨年5月に初めてパク養殖に成功して、パラグアイ、フェデリコ•フランコ元大統領をはじめとする政府の高官がレダを訪問して感謝の意を表しました。そのほかにも、過去40年以上アラスカ、コディアックから南極に至るまで、また韓国麗水からマサチューセッツ州文グロチェスターに至るまで数多くの主要な海洋、水産、造船事業が推進されました。環境のための適切な責務と保護は絶対に必要なことです。気候変動、海面上昇、森林破壊、砂漠化、きれいな浄水の供給不足、栄養不足、そして食料不安の増加は、私たちの当面の注意を要します。神様は地球と祝福された万物を愛し、護るように人間を創造されたことを覚えておく必要があります。

超宗教・超国家的協力「アベルUN」に向けて:

韓国の人々は国連に対する尊敬の思いが強いのです。 もちろん潘 基文(パン・ギムン)氏が国連事務総長という事実をたいへん自慢するけれども、より一層重要な点は朝鮮戦争当時、国連が私たちの国を救うために介入したという事実です。 夫である真のお父様は1950年北朝鮮の興南監獄で死刑執行の直前、国連軍によって解放されました。

夫と私は、何度も国連で演説をしました。大きな栄光の中でスピーチをする中に、この偉大な組織の更新と変更の必要性も見ることができました。国連システム内に超宗教委員会の設置を提案したことについては言及しました。このことを念頭に置いて、私たちは「アベルUN」という概念をつくりました。

ご存知のように、アベルは聖書に出てくる人物で、兄カインとは異なり天の前に謙虚で信仰的であり、神様に対してこの上ない孝心を持っていました。しかし、神様への愛にもかかわらず、アベルは怒りと嫉妬に目が見えなくなったカインに殺害されました。これらのカインとアベルの力関係は、歴史の中で、個人だけでなく、制度、理念、国家的次元で明白にあらわれました。 「カイン型」の人もいれば、「アベル型」に近い人がいます。夫と私は常に神様を中心に正直と誠実を守る「アベル型」とその遺産を支持してきました。このような脈絡で「アベルUN」、すなわち国家的利益を超越してた最高の霊的・道徳的原則を支持するために邁進する国連の必要性を強調してきました。

「アベルUN」は、加盟国自身が神様中心の原則主義国家に変わるときにのみ確立することができます。その次に「アベル国家」は、一国の国民、文化、制度が普遍的原則と神様の御旨により変わることになる時にだけ誕生することができます。私たちは、このような目的を持って天宙平和連合を創設しました。この目標を達成するために、政府と宗教両者のグッドガバナンスを必ず実践する必要があります。超国家的平和と超宗教平和は相互に密接に連結されています。このようにUPFで主催するプログラムに参加すればいつも社会各界の人々と共に、似た政治指導者および宗教指導者に会うことになるでしょう。

女性の時代:

女性も神様の摂理で中心的な役割を担っています。妻、母、姉妹、娘としての役割だけでなく、指導者として、そして人間が努力しているすべての分野で同等の参加者としての役割を果たしています。 1992年、神様中心の一家族と平和世界創建のために献身する世界的な女性のネットワークを開発するために世界平和女性連合が創設されました。夫が霊界に行く直前に女性連合の基盤の上に建てられた「アベル女性UN」として世界女性平和ネットワークを発足しました。女性連合は、全世界に支部を置いており、ボランティアは学校や孤児院設立、そして広範な人道主義イニシアチブを開発することに積極的に参加しています。人類歴史が続いてきた多くの歳月の間、事実上すべての社会で女性は差別と虐待を受けました。 しかしここ数十年間は全世界男女皆がこのような不幸な歴史に新しい一頁を開くために努力してきました。次第に、すべての人が女性に励ましと、より良い教育のための平等な機会を与えて、彼らが社会各界で責任ある態度を取った場合、私たちの世界は発展することを悟っています。女性が排除されたり、抑圧されるところでは常に社会、政治、経済、さらには精神的成長も抑制されました。

 

Slides  MEPI Women for Peace

 

責任あるメディア:

平和のビジョンを固守し1982年にワシントン•タイムズを創刊しました。以来30年以上、ワシントン•タイムズは、メディアとしての最高基準を守り、宗教、家庭、自由、奉仕の普遍的価値を支持してきました。ロナルド•レーガン元大統領とマーガレット•サッチャー元首相のような指導者に認められて冷戦終息をもたらす一助となりました。そして相変らず真実で責任あるジャーナリズムの先導的な声を発しています。 1996年に同じビジョンを持って、アルゼンチンのブエノスアイレスでティエンポス•デル•ムンド(Tiempos del Mundo)の創刊を皮切りに、これを南アメリカおよび中央アメリカ全域の16カ国に拡大しました。韓国にはセゲイルボがあり、日本では世界日報を創刊しました。これらの報道機関は、宗教、家庭、自由、奉仕の価値を支持し、専門ジャーナリズムの最高基準のために献身しています。

国際トンネルと高速道路プロジェクト:

平和で繁栄する世界を作るための努力には通商と貿易が中心的役割をします。私たちは1981年から全世界を一つに結ぶ国際高速道路、鉄道、トンネルのシステム開発を提供してきました。韓国と日本を繋いてくれるトンネル建設のために努めて、北米とロシアを連結するベーリング海峡を横切る鉄道およびトンネル システムを提案しました。

通商と貿易はいつも多様な文化文明の人々が互いに関係を結ぶ平和の手段になりました。世界的な「シルクロード」のような国際的な高速道路やトンネルのプロジェクトは、アルゼンチンの最南端から南アフリカのケープタウンまで、モスクワからニューヨークまで、地上とトンネルを通して行き来する通商を可能にするものです。

 

障害の克服と世界平和のための基盤拡大:

最も困難な時期を経験する間も私たち夫婦は休むことなく努力しました。あらゆる機会を捉えて神様のメッセージを世界に伝えました。時には人生全部を飛行機の中や舞台の上で送っているようでした。地球上のほぼすべての国を訪問して神様の言葉を伝えました。夫が、喉がかれるまで、み言を語る姿を目撃したことも数多くありあります。近年では南アメリカや中央アジアの山岳地帯でみ言を語られる際、酸素タンクを横に置いて、救急車を待機させておかなければなりませんでした。

夫は一度もゆっくり休んだことがありません。 ある日(地球の)東側にいるかと思えば、その翌日には西側にいました。 多くの人々は夫が成した数多くの仕事のうちたとえその一つでも手に余り正しく成し遂げることができないでしょう。日増しに、理想家庭を通した平和世界のビジョンが姿を整えていく驚くべき現象を目前で見ることができます。乾いた唇に腫れた足、そして全身が痛みを訴えている老躯を従えて、夫は神様に感謝の祈りを捧げました。

2005年天宙平和連合を創設して以後、夫は生命の脅威さえ辞さず一日一国家を訪問する120ヶ国世界巡回を始め、平和のビジョンを伝播しました。 その年と翌年の2006年には子供達とさらに孫・孫娘も共に、世界の多くの国で講演をしました。 人類の真の父母としての摂理路程は、あたかも荒々しい暴風雨の中で航海するような長くて辛い道です。 そうです。 私たちに近づく苦難にもかかわらず、そのような障害は克服され、このビジョンを拡大する数多くの実践的な活動が実施され、全世界に影響を及ぼしています。 これらの世界的な平和基盤は今、毎日、より強固になって成長しています。

夫が霊界に行った以後も私たちの活動は中断なく続いています。 実際にはより一層激しくなりました。最も重要な発展の一つは、二人が一つになる国、すなわち天一国として知られる、世界的な運動に法治の基盤を提供する憲法を制定したことでした。夫は常に天一国と憲法の必要性について言及しました。夫が霊界に行く前から始まった天一国憲法制定作業は今年完成し、基元節(2014年2月)に天の前に奉呈しました。神様と真の父母様を中心としたこの憲法は、天一国最高委員会と天一国5権機関を樹立します。また、公平かつ安定した、豊かな未来を保証するものです。

最近私は夫と一緒に国連や他の場所で講演のために複数回訪れたことのあるスイスを訪問しました。今回の訪問でスイスアルプスの12個の頂上に上がって祈りと回顧、瞑想をして、夫と霊的に近づく時間を持ちました。私は毎日夫を身近に感じることができました。

結論

愛する世界首脳会議参加者の皆さん、夫と私は、神の導きに従う人生を生きてきました。真の父母の心情で全人類を抱擁しなさいという神様の命を受けて、神様の解放と人類救援、平和世界実現のためにすべてを投入しました。その道で数多くの苦難や試練を体験したりもしましたが、天の使命を成し遂げることを中断はしませんでした。 「神様の下の人類一家族」の理想を実現する平和と繁栄の「一つになった世界」を作るこの偉大な使命を共にしていくことができるよう願います。

宇宙の初めに神様が計画されたように自身の国を更新・変化させて恒久的平和世界を構築するためにできる最善の努力をつくしてください。 そういう世界は宗教、人種、民族、国家の境界を超越します。 神様の理想世界は自由、平和、統一、幸福の国境のない世界です。

今回の世界首脳会議が全世界万民に重要な転換点としての役割を果たすことができることを祈ります。 来年開催される2015年世界首脳会議では私たち夫婦が神様の御旨に応じて支持してきた平和の原則を最もよく実践した個人や団体に鮮鶴平和賞を授与するでしょう。 皆さんの積極的な参加と推薦を期待します。

皆さん全員が「新しい天宙平和世界の創建」というこの時代の挑戦課題を受け止めて下さるよう願います。 皆で一致団結して「神様の下の人類一家族」を創りましょう。 皆さん個人と家庭、国家すべてに神様の祝福が共にあることを祈ります。

誠にありがとうございます。

 

訳Harikawa

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