被災地に芽生え始めた「地元のこだわり」

震災復興ボランティア活動を石巻市で続けている、統一教会平和奉仕ボランティア隊のブログに掲載されている記事を紹介します。

震災から3年が経った被災地の様子がわかる内容です。

下記はブログより一部引用したものです。

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東日本大震災で被災した地域の、ある仮設商店街で聞いた“地元土産”に関する話の抜粋です。

≪以下、現地の方の話≫

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【写真】 震災から約1ヵ月後の様子(石巻市門脇町)

・・・震災直後は、がれきが街中にあふれて悲惨な光景でした。メディアでも多く取り上げられて、現地の方の生々しい声が飛び交っていました。誰しもが “生きる” ということに必死でした。しかし、一方でそれは、多くの人たちの共感を呼んだ気もします。ボランティアさんもたくさん来てくれたし、近隣住民で助け合ったし、被災地関係の物はよく売れました。「被災した地域の地元土産です!」、「復興グッズです!」 と言えば振り向く人や、買ってくれる人も多かったです。

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【写真】 震災から約2年後の様子(上図と同じ場所から撮影)

 震災から1年が経ち、2年が経ち...時間の経過と共に、町からがれきが消えていきました。この地域にも笑い声が飛び交い始めたし、少しづつ震災前の日常を取り戻し始めました。平和な日常に戻るにつれて、メディアも取り上げなくなりました。復興が進んでいること自体は素晴らしいことです。しかし、それと同時に「被災地の地元土産です!」、「復興グッズです!」というフレーズで人々は振り向かなくなりました。しまいには、被災と関係無いのに“復興”というフレーズを利用して、自社商品の売り上げアップを狙う業者まで出てきた時は、怒りを通り越してあきれましたね。

 他の地域でお土産屋さんの前を通った時、ふと耳に入ってきたフレーズは

「...な~んか、ある種のブームが去ったような感覚だよね~...」

 それを聞いた時は、妙に共感する思いがわいてきましたよ。

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記事の続きは統一教会平和奉仕ボランティア隊キャプテン日記をご覧ください。

 

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