Forbes Korea(雑誌) 9月号特集 朴相権社長インタビュー【後半】


COVER STORY –自動車北事業第2流通•サビス業で開く

  経済誌フォーブス(韓国語版)9月号からインタビュー記事のつづきです。

 

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 平和自動車総会社は、北朝鮮で自動車の生産•販売•営業を展開する唯一の自動車メーカーだ。 2004年南浦工場の完成で自動車の量産体制を構築した。約400人の労働者が働いている。セダンの『口笛』2•3、スポーツ用多目的車(SUV)、ピックアップトラック『カッコウ』3、4輪駆動SUVであるカッコウ4WD、軽ワゴン車『三千里』1•2の計6車種を生産する。しかし、1998年から平和自動車総会社の社長を務めた朴社長は昨年末、株式70%をすべて北朝鮮に譲渡した。

 

 

 

株式を譲渡した理由は?

2002年生産を始めて昨年まで2000台を売った。 北朝鮮人口は2300万人を越えるが自動車販売はきわめて低調だ。 私有財産が認められておらず車を所有するのは党幹部、国家功労者、外国人位だ。 今後10年を見ても需要が大きく増えそうにない。 ちょうどその時、中国の幾つかの自動車会社が北朝鮮に協力を求めてきた。 販売ルートを持つ中国の自動車会社が入ってきて工場を運営すれば生産量も増えて雇用も拡大すると私たちは判断した。 私たちが株式の持分を譲渡したことに対して金正恩書記が今回、答礼したのだと見られる.

対北朝鮮事業の第2弾は?

平壌(ピョンヤン)最初の単独企業を作ることが目標だ。 合弁企業(北朝鮮と外国人投資家が共同で出資・運営する有限の責任会社)は北朝鮮当局の影響から自由でない。 企業が投資をためらう理由はここだ。 私たちは政治環境に揺れない単独企業を平壌にたてて多くの外国人が投資する雰囲気を作る。 北朝鮮の「外国人単独投資法」の成立は非常に難しいが、これを成功させて北朝鮮内単独企業成功モデルになる。 すでに流通・観光・サービス・製造など多様な部門に事業申請を済ませている状態だ。

成功の可能性はあるのか?

食べて着て消費するのは私有財産禁止に該当しない。 北朝鮮でもファッションや食べ物の流行があって消費欲求が大きい。 特に平壌(ピョンヤン)市民は購買力がある。 現在の金正恩書記が観光産業開発に邁進しているので外国人観光客が増えるだろう。 流通・サービスの分野に可能性があると判断する。 昨年から張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長と金養建部長が流通業と特区開発事業への参加を薦めている。

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         平安南道南浦市の平和自動車総会社の労働者が車を組み立てている(左)​​2007年の南北首脳会談随行団が泊まった平壌の普通江ホテル。

 

朴社長は大企業の南北経済協力参加が重要だと強調した。 多くの企業が進出すれば南北交流は自然になされると言うのだ。 彼は『北朝鮮に単独企業が100~200社程度になれば雇用が増えて物も豊かになり北朝鮮経済が安定化する。 国家レベルでの税制優遇等を通じて大企業の平壌(ピョンヤン)進出を推進しなければならない。 大企業は平壌(ピョンヤン)に行って工場を作って技術を教えて経済的基盤を作らなければならない』と話した。

朴社長は北の核問題解決に関連して『潘基文・国連事務総長と金正恩書記の会談』を強調した。 彼は『潘基文総長に会った時、平壌(ピョンヤン)に一度行くのが良いでしょう、と提案した。 非武装地帯(DMZ)平和公園構想も国連と関係があるので潘・事務総長の役割が非常に重要だ』と話した。

潘基文総長は過去に数回、北朝鮮訪問の意思を明らかにしたことがある。 彼は去る4月11日(現地時間)バラク・オバマ米国大統領と会談をした後、米国CNNとのインタビューでも『北朝鮮訪問で韓国と米国の不安を解消することの役に立ちたい』と話した。 潘基文総長は金正恩書記に韓国語でメッセージを伝達することもした。 『民族の究極的な平和と統一のために対話窓口に戻られるのを心より望む。 国連事務総長として、そして大韓民国国民の一人としてお話しします。』

 

 

なぜ潘基文国連事務総長の役割論なのか?

政治がよちよち歩きの水準であるなら、経済も大きな一歩を踏み出すことができない。北朝鮮をめぐる国際情勢で核は重要なパラメータである。北朝鮮が経済的に活性化するためには国連制裁から脱しなければならない。政治的解決が重要だ。北の指導層は、潘基文総長は「同じ民族の一人である国連事務総長でありながら、自分たちにより厳しく当たる」と反感を示す人が多い。国連事務総長が韓国人というのは大きなチャンスだ。潘事務総長と金正恩書記が会えば、多くの問題を解決することができる。

北側にも意見を伝えたか?

戦勝日の記念行事が終わって金養建労働党統一宣伝部長などと面談する機会があった。 昨年に続きもう一度「潘基文・金正恩会談」推進を強調した。 潘総長はすでに意思を明らかにしたので、今度は北が積極的に出て成功させなければならない、と繰り返し促した。 「潘基文総長は、オバマ米大統領はもちろん、習近平中国国家主席、安倍日本総理、プーチン ロシア大統領に会うことができる人だ、世界指導者の誰にでも会えるこの人を活用しなければならない」と強調した。

 

朴社長は『潘基文総長、金正恩書記、朴 槿惠(パク・クネ)韓国大統領、オバマ大統領この4人がホワイトハウスで会談する姿を想い描く』と言う。『夢みたいな話だが皆が必要とするところによっては、十分に可能なことだ』と話す。 彼はまた『私たちが推進する南北経済協力は収益と共に南北統一の踏み台を作る過程だ』と強調した。

 

訳Harikawa




coded by nessus
Posted by on 2013年9月8日. Filed under コラム, トピックス, 統一運動. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response or trackback to this entry

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