アメリカの牢獄にいる見知らぬ囚人から届いた手紙


アメリカ・テネシー州ナッシュビル在住の日本人宣教師、Y.S.さんから届いたメッセージを紹介します。Y.S.さんご自身が伝道活動を進めている傍ら、ある日、地方の牢獄から見知らぬ囚人からの手紙が届き、文通が始まりました。文師のことを知りたいから本を送ってくれという手紙でした。
Y.S.さんが『平和を愛する世界人として』(文鮮明自叙伝)と英語版原理講論などを送ったあと、会ったこともないその牢獄の囚人は、自ら進んで自叙伝を読み、原理講論を読んで、文師を再臨のメシアとして受け入れました。やがて自叙伝や原理講論を訓読するうち、他の囚人たちも囲むようになり、休憩時間に原理講論の勉強会と祈祷会が始まったそうです。
以下はY.S.さんのメッセージ、韓鶴子総裁にさしあげた手紙の全文です。囚人が描いた文鮮明師の似顔絵とともに紹介します。


見知らぬ囚人が描いた文鮮明師の似顔絵

見知らぬ囚人から届いた手紙、そして牢獄で進む伝道

以下の手紙文は、アメリカの個団を通して、真のお母様(韓鶴子総裁)に差し上げたものです。拙いものですが、お父様(文鮮明師)の聖和1周年を前に、世界中の皆様に、今もなお、生きて働かれるお父様の愛と精誠を感じていただければ、と思い、掲載することにしました。添付した写真は、牢獄の中で、まだ一度も直接、お父様とも、メンバーとも、会ったことのない、一人の囚人が描いた文鮮明師の似顔絵です。
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栄光在天
 昨年、真のお父様のご聖和と、その後のお母様の涙に触れ、子女としての道理を全く果たせなかったことを、痛感しました。そして、基元節を迎えるに当たり、過去に対する深い反省と新しい出発の機会が与えられました。これからお母様の喜びの笑顔をお父様に捧げることで、恩返しをしたい、というのが昨年から今年に向けての自分の内的目標となりました。
 まず、夫婦で話し合い、外的目標を設定しました。一つ目は、ご父母様と約束した、自叙伝の430冊配布を基元節前に終えること。二つ目は、神学校を出て、テネシーの責任者として赴任したにも関わらず、恥ずかしながら、アメリカ人を新規に一人も伝道できなかったことを反省して、今年こそ、アメリカ人の霊の子を立てよう、と決意しました。
 妻の精誠で、基元節を迎える前に、見事、自叙伝の配布が完了しました。高校で、娘をピックアップするのを待つ間に、そこにいる学生や父兄らにどんどん配りました。「私はまだもらっていないので、くれないか」と言ってくる学生が何人も現れました。信仰的な妻を与えられたことを、再度、天に感謝しました。
 また、1月半ば、突然、見知らぬ人から教会宛に郵便が届きました。それは、ここから車で5時間ほど離れた地方の牢屋からでした。最初は、その人が誰かもわからなかったのですが、手紙の中で、「(本人がどこかで)統一教会のこと、文師のことを知り、関心があるので、その人のことが書いてある本(ソフトカバー)を送ってくれないか」とのことでした。そこで、求めている人に断る理由はない、と思い、早速、自叙伝と、レベル4そして霊界からのメッセージの本を送ってあげました。
 すると、しばらくして、感謝の手紙と統一原理そのものの本を読みたい、と書いてきたので、Exposition of Divine Principle を送りました。彼は、原理講論が着いたその日一晩中、明け方まで原理を読んだそうです。翌朝、一日中刑務所の勤めのあと、食事を終えて、ベッドに戻り、疲れた体で、再び、原理を読み始めたのですが、そのまま、寝入ってしまったそうです。
ところが、その夢の中に、真のお父様が現れて、彼に親しげに語りかけて下さったそうです。彼も、最初は、恐る恐る応対しているうちに、心が嬉しくなったそうです。「文先生、あなたはメシアですか?」「私は、救世主です。」そして、話が終わると、びっしょり汗をかいて目が覚めたそうです。
 その時、どうしてこんな夢を見たのかわかないし、気が狂ったのかもしれないので、どう判断したらいいのか、教えて欲しい、と返事が来ました。私は、「文師は、生涯の中で、幾度と牢獄に入れられました。誰よりも、囚人の気持ちがわかるお方です。全然、心配することはありません。昨年、昇天(聖和)される前に、霊界に行ってからは、地上にいる信徒や人々の夢に現れることを予言されていましたから、文師があなたの夢に現れたと聞いても、私は、全く驚きませんよ。」と返信しました。また、お父様がダンベリー収容所にいらした時に、全米の聖職者たちに送られた牢獄からのメッセージの赤い本を送りました。
 すると、次の手紙で、その本を休憩時間に一人で読んでいると、他の囚人が寄ってきて、「何を読んでいるのか?」と訊かれたので、すかさず、「統一教会の文鮮明師のメッセージだ」と答えたそうです。そして、引き続き、声を出して、その本を読み続け、気がついたら、そこに7、8人の囚人の輪ができていて、皆が聞き入っていたそうです。そして、翌日から午後2~3時の休憩時間に、原理講論の勉強会と祈祷会が始まったそうです。もう4ヶ月間続いています。その後も、お父様が彼の夢に2度現れ、素晴らしいひとときを過ごしたそうです。しかし、最近は、彼の夢にお父様が現れないため、寂しい思いをしているそうです。それでも、数ヶ月間、他の囚人たちと毎日、原理勉強会を継続しているそうです。
 最近は、彼からの手紙が毎週、届くのですが、私の書いた手紙が2ヶ月ほど、彼の所に届かない、という奇怪な状況が続いているため、彼が、私からの返事が来ない、と私に不信感を抱き始めていました。そこで、私も独立記念日にその刑務所を訪問して、看守長に説明しましたが、250人もの囚人を抱えているため、個々の郵便事情まではわからない、と突き返されました。(もちろん、本人とも会えませんでした)
 実は、今日(7月11日)、彼から2通の手紙が届きました。先日、刑務所訪問後に私が投函した配達証明付きの絵葉書が届いたようで、看守が彼をオフィスに呼び出して、その葉書を彼に見せてくれたようです。彼の私に対する誤解と不信が少なからず解け、本人の無礼と勝手な立腹(私が彼の手紙を無視していると思っていたことに対して)を、謙虚に謝ってきました。ただ、彼は、霊的にも精神的にもかなり疲弊しているようなので、アドバイスを書いて送ろうと思います。
 彼の手紙によると、刑務所内の規則が急に変わったようです。(郵便に麻薬を紛れ込ませて送らせた囚人がいたようです)これからは、手書きの手紙だけしか送れないそうです。本もカードもダメだそうです。
 私は、彼とかれこれ半年、文通しています。未だ、会ったことも話したこともありません。ただ、確実に言えることは、彼が真のご父母様を受け入れているという事です。
 キリスト教も、統一教会も準備された人々が、メシアを受け入れることができず、牢屋(地上の底辺、地獄)から出発しました。
 今回のことを通して、私は、真のお父様が、聖和されたあと、天国ではなく、地獄に直行して、自ら伝道をされて、私たち祝福家庭を激励、指導されているんだ、と感じました。「今、伝道しなくて、いつ伝道するのか?」と。
 申し訳ないことに、テネシー州には、僅かな数の祝福家庭しかいません。しかし、お父様がこんな地方の牢屋に来て、伝道されています。また、真のご父母様にも直接、会ったことも無ければ、声も聞いたこともない、また、原理講義を直接、聞いたことも無ければ、食口にも教会長にも会ったことがない囚人が、原理の勉強会を行い、伝道しています。私は、先駆け、原理に出会い、真の父母様に出会い、祝福を授かり、祝福の子女まで頂いたものとして、恥ずかしさを隠せません。その恩恵に対して、自分が何をお返しできるだろうかと?
 私は、救いを求めている人が、私たちの周りのどこかに、必ず準備されていると確信します。
2020年に向けて、自分の本心・良心に従って伝道していきます。
 さて、ここテネシーを含む、アメリカ中南部は、トルネード(竜巻)がよく起こります。下から上にすべてのものが一気に舞い上げられます。私たちも、真のご父母様が30余年、愛とエネルギーを投入して下さったアメリカから、伝道トルネードを興していきたい、と思います。

Y.S. & M.S.(6500双)
テネシー州ナッシュビル在住 
天一国元年7月11日    

(※ライター注)ナッシュビルは、1986年、日本から渡米して活動していた小幡憲昌兄が、公園で訓読中に銃で撃たれ昇華、殉教した地でもあります。




coded by nessus
Posted by on 2013年8月4日. Filed under トピックス. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response or trackback to this entry

2 Responses to アメリカの牢獄にいる見知らぬ囚人から届いた手紙

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