能力に個人差がある秘密


同じ人間なのに、能力や才能に個人差があるのはなぜでしょう?
その秘密がわかれば、能力を開発し才能を開花させる秘訣もわかります。

タバコを一本も吸ったことがないのに肺ガンになる人もいれば、

 

ヘビースモーカーなのに肺の病気にかからない人もいます。
塩分の取りすぎは高血圧を招くと言われますが、

 

塩辛いものが大好きな人で、血圧が正常な人もいます。

これらの謎を解く鍵は何でしょう?

「今、日本で最もノーベル賞に近い学者」と言われている村上和雄教授(筑波大学名誉教授)は、

 

それらの謎を解く鍵は、“遺伝子”にあるとおっしゃいます。

まず、細胞の話からしますね。

私たち人間は、元々いくつの細胞だったか知っていますか?
元をたどれば、たった一個の細胞(受精卵)だったのです。
その一個の細胞が二個に、二個が四個に、四個が八個に・・・と分裂していきます。
その過程で、手になるべきところはちゃんと手になり、

 

足になるところはちゃんと足になり、内臓になるところはちゃんと内臓になるんですね。
そして、十月十日(とつきとおか)で細胞数約三兆個の赤ちゃんになって、この世に誕生します。

大人になると、細胞の数は約60兆個にもなるそうです。
そして、この細胞の一個一個に、同じ遺伝子が組み込まれています。

私たち人間の遺伝子の幅は、1ミリの五十万分の一という細さです。
今この地球上に住んでいる六十億人分の遺伝子を全部集めても、

米粒一つの重さにしかならないそうです。

そのきわめて小さな一つの遺伝子の中には、三十億にものぼる化学文字が書き込まれています。
細胞の一つ一つにある遺伝子のすべてに、三十億の文字情報が書き込まれているわけです。
ということは、体のどこの細胞にも、一人の人間の生命活動に必要な全情報が書き込まれているのです。
しかし実際は、爪の細胞は爪にしかならないし、髪の毛の細胞は髪の毛にしかならないのです。

これを村上和雄教授は、「スイッチのオンとオフ」という表現で説明されています。
つまり爪の細胞は、「爪になる」というスイッチはオンになっているが、
「心臓になる」というスイッチはオフになっているわけです。
だから、爪にはなるが、心臓にはならないわけです。

各細胞の遺伝子には、すべてのスイッチがあって、

 

それのどことどこがオンになっているかで、その細胞の役割が決まるわけです。
また、私たち人間はみな99.9%以上同じ遺伝子を持っているそうです。
そして、能力や才能の違いは、遺伝子のスイッチがオンになっているかどうかの違いだというのです。

つまり、私たちはみな、アインシュタインやエジソン、松下幸之助、イチローたちと

 

同じ遺伝子を持っているということなのです。
成功や幸せに関係する遺伝子は、最初から誰の遺伝子にも潜在しているということです。
あとは、どの遺伝子のスイッチをオンにしていくかが大切と言うことですね。

同じ環境にいて、健康な人と病気になる人がいるのも、

 

免疫機能などに関する遺伝子のスイッチがオンになっているかどうかが関係しているようです。

村上教授は、次のようなこともおっしゃっています。

「生命科学の研究は、素晴らしい勢いで進んでいます。遺伝子の解読も進んでいます。
そして遺伝子の解読が進めば、生命の謎が解けると期待されたのですが、
解読が進むにつれて、わからないことが増えていきます。

生命の仕組みは、驚くほど不思議なことばかりです。
これだけ精巧な生命の設計図が、偶然にできあがるということはありえません。
では、これだけの設計図を、いったい誰がどのようにして書いたのか?
この人間わざをはるかに超えた設計図を創ったのは何者か?」

つまり、これだけ精巧な生命の設計図は、

 

科学的に考えて、偶然できあがるということはありえないそうです。

そして村上教授は、次のようにおっしゃっています。
「この生命の設計図は、生命を生み出すという意図をもって、

 

何者かが設計したとしか考えられない。」

村上教授は、その設計者のことをサムシング・グレート(偉大なる何者か)と呼んでいます。
これは、宗教でいうところの神や仏と同じものなのでしょうか?

また、今から約50年前に、生物学上、驚くべき発見がありました。
これは、まさに驚愕の発見です。
その発見とは、・・・

「すべての生きとし生けるものは、同じ共通の遺伝子言語を使っている」

つまり、細菌もカビも植物も動物も人間も、

 

すべての生物は、同じ遺伝子暗号を使っているということです。

私たち日本人が世界各国の言葉の意味を知るには、「英和辞典」「独和辞典」
「仏和辞典」「中日辞典」「韓日辞典」・・・と、言語の数だけ辞書を用意する必要がありますが、

生物の遺伝子は言語が一つ(=全生物共通語)なので、細菌を調べる時も、
植物を調べる時も、人間も調べる時も、辞書は一つでいいということになります。
つまり、「すべての生物は、一つの設計者によって作られた」わけです。
すべての生物は兄弟だったのですね。

さて、では成功や幸せに関する遺伝子のスイッチをオンにするには、

どうしたらいいのでしょうか?
遺伝子ON型人間の特徴とは?

それは次回に。。。野口嘉則のブログより

Posted by on 2012年1月14日. Filed under コラム. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response or trackback to this entry

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